江戸時代の中期以降から、熊谷市には染屋が多く集まるようになってきました。市内を流れる星川を中心に、荒川の伏流水が至る所に湧き出ていたこと、糊の生産地を近くに持ち、染色材料に恵まれていたことが、大きな理由として挙げられます。そして明治中期頃から形態が変わり始め、大正初期には京友禅や江戸小紋の流れをくむ、現在の熊谷染の原型が出来上がりました。
現在の熊谷染は、伝統技術とともに、新しい技術をとりいれ、機械加工では真似ができない手染め独特の味わいをもつものとして、全国的にも高く評価されています。埼玉県伝統的手工芸品にも指定されています。
かつては多くの業者が製作をしていましたが、今では3つの団体・企業が行うのみとなっています。そのような熊谷染を後世に残していくために、そしてより広めるために活動をしているのが、特定非営利活動法人熊谷染継承の会です。
●令和2年10月11日第60回熊谷染芸展が終了しました。
●【利用再開のお知らせ】
令和2年6月8日(月)よりくまぴあ「熊谷伝統産業伝承室」の使用が再開されることとなりましたのでお知らせします。
※会員への注意
・体調不良の人は、利用を自粛してください。
・作業中は、各自マスクを着用し、消毒、換気等に留意して、日誌には利用者名を記してください。
●令和元年12月14日(土)くまぴあ祭りが開催されました、ありがとうございました。
◆現在ホームページをメンテナンス中です。ご迷惑おかけして申し訳ありません。2020年10月13日